彼氏はいるけど結婚相手としては「なんか違う」……。妥協の仕方って、あるの? (4/6ページ)

マイナビウーマン

●人や生活の「さまざまな美味しさ」を味わえる……それは最高の「才能」よ

ただ、勘違いしないでほしいのは、先ほども言ったとおりアタシだってこういうことはやってきたし、やられてきたの。うまくいった恋愛もあるし、空中分解した恋愛ももちろんあったわ。でも、いろいろ視点や考え方を変えて、「いまの問題が、ふたりの間で違う形に見えるかもしれない」「違う形に見えたら、そこから突破口が見えるかもしれない」というトライアルをしてきたことだけは間違いない。そして、そのトライアルに乗ってくれた人と、結果として長く仲良くつきあえてきた、ということなの。ま、その人は9年前に亡くなってしまったわけですが。

そして現在、アタシにはとても仲のいい、ダンナ的な存在がいますが、9年前に亡くなった彼と、いまのダンナ的な人は、何から何までちがう人よ。ただ、アタシは、生まれてから40年以上、「いろんな人のいろんな美点を探すのが、人生の醍醐味」と思って生きてきたところがあるし、現在のダンナ的な存在の彼にもそうやっていろいろトライはしているわ。

そう、アタシにとっては、「トロを捨てるのはもったいないし、かといって鯛や鮎の美味しさを否定するのも、とんでもないこと」なわけよ。あなたの歴代の彼氏、これからあなたが出会う彼、どちらも、もっともっと美味しいところが眠っている人たちかもよ。人間って、あなたが思うほど単純じゃないわ。

いろんな人のいろんな美味しさを味わえる人、または、ひとりの人の中にあるいろんな美味しさを味わえる人が、人生における「食の達人」である……。アタシは強くそう信じているの。その「貪欲さ」や「感受性の多彩さ」は、「妥協」なんて言葉とはいちばん遠いところにあるものだと、アタシは確信しているのよ。

だから最後にひとつ。あなた自身のことも、低く見積もらないで。あなたには、もっともっと眠っている能力があるはず。さまざまな人の美点を見出す能力、そして、さまざまな問題をポジティブな方向に持っていく能力……。それらを伸ばしていくことは、そのまま「幸せになる能力」を伸ばすことです。

「妥協」なんて言ってるヒマはないわよ。もっともっと欲張りになっていいんだもの。それは決して、子どもの欲張り方とはちがうもの。

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