「夢」を仕事にするには?女性起業家が教える30歳でつくる生き方【前編】 (4/6ページ)

「お客様のニーズを解決し、理想の空間づくりを実現する。自分ができないことやないものを持っている人を見つけて、『プロジェクト化させる』ことを始めました。
確かに私はデザインの勉強はしたことがありませんが、これまでの経験からお客様のニーズをくみ取り、その実現に併走することはできる。それなら様々な知見や経験を持っている人を巻き込んで、一緒に仕事をすれば良いと。そうしているうちに、どんどんお客さんが叶えたいものを叶えることができるようになりました」
好きな仕事をして、毎日一生懸命はたらく。異業種でも自分らしく、充実した日々を送っているように見えます。
そんな中村さんに、その後の人生を大きく揺るがす転機が訪れたのは、独立をして2年後、30歳を迎えたときでした。30歳という節目を迎えた日、とある方にこんな質問をされたそうです。
「サオリは、好きなことを好きなだけやっているよね。だけど、結局のところ将来なにをしたいの?」
その時は答えることができなかったのですが、自身の考えが定まったきっかけになったと言います。
好きなことじゃない。「得意なこと」に気付いて。

「インテリアも好きだし、内装の仕事もやりたい。これまでやってきた人事や人事紹介の仕事も、ずっとやってきたし、やりがいはありました。だけど、好きな仕事はできているのに将来のビジョンが描けていませんでした。