世界に衝撃! ジョコビッチのグランドスラム連勝に終止符 [ウィンブルドン] (3/4ページ)
「それがプレッシャーからきたものなのか、彼がまだ本調子ではなく、エンジンがかかり切っていなかったからなのかはわからない。彼にはビッグマッチをプレーする準備ができているようには見えなかった」と話した。
ウィンブルドンでの、ジョコビッチとクエリーの過去のエピソードを比べてみよう。双方が、この大会で同じ数の敗北----8敗----を経験しているが、勝利数の違いは大きく、ジョコビッチの54勝に対してクエリーは9勝だ。今、その勝利数を10勝に伸ばした28歳のクエリーは、この時代最高のリターンの名手であると見なされているジョコビッチから31本のサービスエースを奪った。
「彼のサービスは非常によかった。彼は通常もいいサービスを打っているが」とジョコビッチ。「そして今日、彼のテニスのその部分は並外れていたと思う」と付け加えている。
一方、クエリーはこの日のジョコビッチの試合ぶりをこう評した。「たぶん、彼がプレーしたベストマッチの一角ではなかったかもしれないが、最悪の試合でもなかったと思うよ」。
クエリーは、2011年に自己最高の世界ランニング17位を記録しているが、これまでのところ、より若かったときに約束されているように見えたビッグサービスとフォアハンドの可能性をフルに発揮することができていなかった。ところが金曜日の(20時に雨によって中断される前までの)72分のプレーの間にジョコビッチからリードを奪ったときは、それらが“フルに発揮されていた”のだ。そして、その16時間後の土曜日にジョコビッチとクエリーは1番コートの芝の上にふたたび戻り、プレーを再開した。
ジョコビッチは土曜日に目覚めたとき----もし眠れていたら、の話だが----グランドスラム探求の旅を続けるためには連続で3セットを獲得しなければならないということを知っていたはずだ。