一年中暑い地域に住む人ほどキレやすく暴力的になる傾向あり(オランダ研究) (1/3ページ)

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一年中暑い地域に住む人ほどキレやすく暴力的になる傾向あり(オランダ研究)
一年中暑い地域に住む人ほどキレやすく暴力的になる傾向あり(オランダ研究)

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 さて前回、平均気温が上がると集団的暴力と社会的混乱が増加する傾向があるという研究に関する記事をお伝えしたが、どうやら気温と人間の性格は密接に関係しているようで、最新の研究によれば、こうした恒常的に暑い地域に住む人は、些細なことで怒りっぽくなり暴力的になる傾向があるそうだ。

 オランダ、アムステルダム自由大学の研究者が考案したのは、CLASHモデルだ。これはCLimate(気候)、Aggression(攻撃性)、Self control in Human(人間の自制心)の頭文字をとったもので、暑い場所で暴力的な犯罪が多発する理由を理解するための理論的枠組みだ。

一年中暑い地域で暮らす人ほどキレやすい傾向あり

 CLASHモデルが示唆するのは、気候が暑く、かつ季節間の変化に乏しい地域に暮らす人は、先々のことにあまり重きを置かず、自制に乏しい行動をとる傾向にあるということだ。これはさらに攻撃性や暴力性を助長する結果にもつながる。

 「気候は人の生活スタイルを形作り、日々の生活についてあまり深く考えない文化を作り出します」と論文の筆頭著者パウル・ファン・ランゲ氏。彼らの考案したモデルから、地球温暖化によって暴力が増える未来像が読み取れると説明する。

 それまでの一般的攻撃モデル(General Aggression Model)は、暑い気候における攻撃性の増加は不快感と苛立ちが原因であるとしていた。しかし、これだけでは殺人などのより極端な行為について上手く説明できない。

 また別の日常生活理論(Routine Activity Theory)では、気温が上がると人は外出が多くなり、その結果問題が発生することが多くなると説明する。しかし、それでも外出するには暑すぎる35度のときに24度よりも暴力が多発する理由は判然としない。
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