信じてはいけない「病院と薬」~医療関係者が明かす“まさかの真相”!! (6/6ページ)

日刊大衆

しかも、この製薬会社社員は、「そもそも、薬の服用が腎臓や肝臓にかなりの負担をかけることに留意してほしい」と話す。続けて、「加齢は内臓の機能を衰えさせます。なので、以前に問題なく使っていたとしても、中高年層になって副作用がより強く出る可能性があります」

 医薬品を取り巻く環境変化も、市民に大きな影響を与えている。最近、利用が推奨されているジェネリック薬品も、その一つ。先発医薬品と同等の効果を認められながら、低価格で購入できるのが、最大の売りだ。どちらを選ぶかはよく話題になるが、前出の岡田名誉教授は「ジェネリックはやはり不安」と言うのだ。「先発医薬品とジェネリックは、成分が同じというだけで作り方が違います。そうなると、服用時の薬の溶け方が変わってきますし、当然、効き目も変わってくるわけです」(前同)

 医療業界に詳しい「コンサナリスト」(コンサルタントとジャーナリストの両面を持つ)の川越満氏も、まったく同じ意見だ。「材料が同じ料理でも、一流シェフが作るのと一般人が作るのでは、味がまったく違いますよね。医薬品にも同じことが言えます。特に、睡眠薬の場合はジェネリックのほうが効きにくいという話をよく聞きますので、実際に悩んでいる人は、薬を変えてもらうか、先発医薬品に戻してもらうべきです」

 一方で、先発医薬品とジェネリックのどちらを使うかを選択させてくれる医師は、信頼できるという。「多くの医師は製薬会社から、いかに新薬がいいかを刷り込まされ、それを使いたがる傾向にあります。ですから、選択させてくれるのは、いい医師でしょう」(岡田名誉教授)

 ちなみに、患者側から医師に対して、「この薬が欲しい」と要望すること自体は問題ないという。「そう言われて怒る医師は変えたほうがいい」(前同)

 また、川越氏はお薬手帳の重要さを次のように説く。「4月の調剤報酬改定により、手帳を持たないと負担が増えますし、何より、過去の患者さんの状況が分かるので、調剤してもらう時間が短縮できます。それに、私は検査データを手帳に貼るので、薬剤師からのアドバイスが受けやすいようになります」

 逆に言うと、実は薬剤師は、病名も知らずに処方しているケースもかなりあるというのだ。また、最近は、処方箋や薬局以外での医薬品購入も増えたが、前出の医療ジャーナリストは中国製医薬品に警鐘を鳴らす。「安全性の不安はもちろんですが、実は中国では医薬品の成分を公開する義務がないんです。そのため、“良く効く”と謳って、強すぎる薬を飲まされたり、副作用が隠されている可能性があります」

 さらに、このジャーナリストはこう続ける。「困っていることに対し、できることをすべてやるというのは立派なことですが、薬は別。副作用や体への中長期的な影響も考え、命に関わらない限りは慎重に服用してください」 身近で頼りになる薬だが、その“裏の顔”を決して忘れてはいけない。

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