新監督はつらいよ アニキ阪神、ヨシノブ巨人に「短期政権」噴出ベンチ裏(2) (1/2ページ)

週刊実話

 金本・高橋両監督には「共通点」が多い。興味深いのは、現役時代の恩師というか、自身を鍛えてくれた担当コーチを参謀役に選んでいることだ。高橋監督の若手時代、打撃指導を受けたのが先の内田コーチであり、金本監督も高代延博コーチを一軍ヘッドコーチに昇格させた。
 「両監督にとって2人は、唯一、甘えられるというか、ホンネで語れる存在です。金本監督は高代コーチから『監督』と呼ばれると、『2人きりのときは(監督と呼ぶのを)やめてくださいよ』と話していました」(球界関係者)

 チームが低迷したままなら、この両参謀の立場は危うくなる。
 「伝統球団はよほどのことがない限り、1年で監督を解任しません。メンツがありますから」(同)

 打線低迷の引責で内田コーチを失うことになれば、高橋監督は相談相手を失う。金本監督が高代コーチを失えば、超変革は成就できなくなる。
 「高橋監督は若いので、ブレーンとなる後輩がまだ現役なんです。村田真一ヘッドが試合中、真横について采配の助言を送っていますが、内田コーチを失えば、また尾花高夫一軍投手コーチが幅を利かせてくるかもしれない。かつて、尾花コーチは原前監督と衝突した経緯もある。金本監督にしても、矢野燿大一軍作戦兼バッテリーコーチだけではとてもフォローできないでしょう」(同)

 金本監督に対する不満はないものの、阪神内部には「内閣改造プラン」があるという。一連の打撃不振から出たらしい。「一軍に抜てきした若手の勢いが長続きしないのなら、掛布二軍監督を一軍コーチに昇格させては?」というものだ。
 近年、阪神は一軍首脳陣と二軍スタッフのコミュニケーションがうまくいっていなかった。金本、掛布が監督になってそれが解消されたと言われていたが、二軍監督を決め直すとなれば、金本監督の腹心を出向させなければならない。それが腹心、矢野コーチだ。
 「いま、二軍野手をトータル的に見ているのが、今岡誠打撃兼野手総合コーチです。片岡篤史一軍打撃コーチは一度指導者として失敗しているので、今岡コーチを代わりに一軍に上げるようです」(同)

 また、フロントが抱く超変革の最終形は、金本監督の周りを'03年の優勝メンバーで固めること。

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