1位は10万人中85人も!最も「自殺率の高い職業」ランキング (1/4ページ)

Suzie(スージー)

1位は10万人中85人も!最も「自殺率の高い職業」ランキング

みなさんご存知の通り、日本は自殺大国。平成26年の調査では1年間の自殺者が2万5千人以上にのぼることがわかっており、若年層の自殺は先進国の中でトップクラスです。

こんなにも自殺報道が多いと、どうにか自殺者が減らないものかと考えてしまいますよね。

しかし、その人がなぜ自殺をしてしまったのかという理由は、潜在的なものも含め、多くの原因が混在しているのでなかなか特定はできません。

ただ、自殺する人の多い職業には特徴があるということがわかっています。

そこで今回は、アメリカの公衆衛生研究所が発表した「自殺者の割合の多い職業ランキング」をご紹介したいと思います。

これは2012年のデータで10万人あたりの自殺率を調査したもので、カッコ内の人数は10万人のうち自殺者が何人いるかを表した数字です。

■1位:農場労働者、漁師、および林業や農業従事者(85人)

自然を相手にした職業は労働条件が過酷な上、予期せぬ天候不良で育てた作物に被害がでると収入が激減してしまいます。

日本でも平成26年の調査によると、自殺者の1.87%が農業・漁業・林業の従事者となっており、最も自殺者の多い職業のひとつといえます。

■2位:大工、鉱山労働者、電気技師、建設トレーダー(53人)

屋外で働き、危険を伴う作業も多いため心身ともに疲労が蓄積しやすい職業です。日本でも平成26年には土木建設関連の仕事をしていた340人が自殺しています。

■3位:機械工および機器の設置、メンテナンス、修繕に携わる仕事(48人)

重労働であり、取引先などとのコミュニケーションも必要。トラブルが発生すると駆けつけなくてはいけないので長時間勤務になりがちです。

■4位:工場および製造業における労働者(35人)

夏場は暑く、冬場は寒い中での作業になりがちです。また夜勤なども多く生活が不規則になるので、うつ病の発症率も上がります。

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