叶う!愛があふれる「七夕」。幸せになる願い事の書き方って?【7月7日~11日】 (2/4ページ)
「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。

【物語】星空のロマンス

むかしむかし、天の川の西岸に織姫という美しい姫君が住んでいました。織姫は機織りが上手で、美しい布を織り上げては父親である天帝を喜ばせる親孝行な娘でした。そんな娘の結婚相手を探していた天帝は、東岸に住む働き者の牛飼いの彦星を娘に引き合わせ、ふたりはめでたく夫婦になりました。
ところが結婚してからというもの、一緒にいることがただただ楽しくて、ふたりは仕事もおろそかに。このため天帝は怒り、ふたりを天の川を隔てて離れ離れにしてしまったのです。悲しみに明け暮れるふたりを不憫に思った天帝は、7月7日だけ再会することを許しました。
こうしてふたりは、天帝の命を受けたカササギの翼に乗って天の川を渡り、年に1度だけ逢えるようになったのです。
5色の糸から、5色の短冊へ。

わたしが暮らす杜の都「仙台」の七夕まつりは全国的にも有名ですが、行われるのは中歴と呼ばれる毎年8月6日~8日。町中に吹き流しが揺れ、夜遅くまで町は多くの観光客でにぎわいます。