平熱が「36度5分以下」だと危険!薄毛になりやすい10の状態 (1/3ページ)
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髪
かつて成熟市場といわれたヘアケア市場が活性化しています。これは平成26年の新改正薬事法施行に伴い、区分変更がされたことに端を発しています。
厚生労働省の統計調査によれば、2014年度の育毛剤市場は1,477億円。そのなかでも、リアップ(大正製薬株式会社)は、約30%のシェアを占めており市場を牽引しています。
育毛剤のみならず、ヘアケア全体の市場規模は4,432億円。株式会社矢野経済研究所が「2000年以降は拡大傾向にある」と発表しています。
若年層に加え、30代以上の世代もケア意識が高まっているため、メーカー各社も市場拡大に向けて商品開発やプロモーション活動に余念がありません。
しかし、こうした傾向に警鐘を鳴らすのが、『髪は増える!』(自由国民社)の著者・山田佳弘さんです。育毛やヘアケアの問題点について伺ったので、ぜひご自身の状態と照らし合わせながら読み進めてみてください。
■そもそも髪の毛は自分自身そのものである
まず、多くの人は「効果のある物や方法を実行すれば、髪の毛は元に戻るはず」と思っています。
しかし、育毛剤、発毛剤、薬用シャンプー、薬にしろ、驚くような売れ行きを記録しているものも少なくないのに、薄毛人口は減る気配がありません。むしろ増えているくらいです。
以前、広告を出した際、山田さんのもとに「お宅ではなにをしてくれるのですか? 以前、レーザーでよくなったけど、通わなくなったら薄毛に戻っちゃって、効果的なところを探しているの」といった問い合わせがあったそうです。
これに対して、山田さんは「弊社では、ご相談者の問題となっていることを解決するための助言や、ケアの効果を高めるサービスは提供しますが、特別なことは提供していません」と回答。すると、「それじゃ、いいです。ほかを探します」と言われたのだとか。
なぜ山田さんはこんな回答をしたのか? それは、薄毛になるのも薄毛を改善するのも、「主役は自分だから」。
頭皮に生えている髪の毛や、いま生え出そうとしている髪の毛・毛穴内部に育っている髪の毛は、すべて昨日までの頭皮の影響で育った過去のものだからです。