出世できる銀行員はたったの2%!金融業界の知られざるウラ事情 (1/3ページ)

Suzie(スージー)

出世できる銀行員はたったの2%!金融業界の知られざるウラ事情

どんな業界にも、表向きには明らかにされていない裏事情があるもの。知らず知らずのうちに、お店が仕掛けた戦略に引っかかっていることもあるでしょう。

そこで注目したいのが、『お客に言えないまさかのウラ事情』(丸秘情報取材班編、青春出版社)。さまざまな業界の商売のカラクリやタブーを取り上げた書籍です。

「なぜあの店で衝動買いしたくなるのか」「なぜカット野菜はいつまでもパリッとしているのか」などという身近な話題から、「景気と赤い車の法則」や「モンスーンが服と金が値上がりする」など、知っていると雑談にも使えそうなネタまで盛りだくさん。

今回はそのなかから、金融業界や経済にまつわるウラ事情をご紹介します。

■1:銀行員は同期が出世したら全員出向しなくてはいけない

銀行には、古くから特殊な人事の慣習があるそうです。それは、「同期から役員が誕生したら、その世代の行員は全員出向しなければならない」というもの。

銀行では出世競争が激しく、昇進レースを勝ち抜けることができるのは同期のなかでせいぜい2~3%。40代半ばで支店長や部長に昇進する人が出はじめ、50代くらいで役員に昇進する人が現れます。

ですから、新たに抜擢されたの役員の同期は他人事ではいられません。

出向先は関連会社や取引先がメインで、待遇は出向前のポストによって異なります。

そのため、銀行で働く人は出世レースはもちろん、途中で脱落したとしても出向先での高待遇を得るための努力が必要なのです。

こういった慣習があるため、銀行においては支店長や部長が役員より年上になることはありえないということになります。

■2:銀行のクレーム対応者はなにがあっても席を立たない!

どの業界でも、避けて通れないのが顧客からのクレーム。最近では、理不尽なクレームをつけるモンスタークレーマーに悩まされるケースも少なくないでしょう。

特に金融業界や銀行ではトラブルが起きやすいため、クレーム対応のための独自のルールが決められています。

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