世界初、4億5千万年前の隕石から作られた実際に作動する銃 (2/4ページ)
ぜひ本質的価値を備えている材質でピストルセットを作りたいと考えています」
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ここ5ヵ月間、銃製造者の専門家たちは懸命に働き、高価な隕石の塊に苦戦しながらもピストル作りに必要なピースを削りだした。それは我々が想像するよりはるかに大変な作業だったそうだ。
「銃弾のように汗が噴き出てきました。最初に隕石の塊を2つに切断する時が一番緊張しました」幸運にもチームには多少の経験があった。キャボットガンズ社は以前からマンモスの骨や隕石を使用した1911系グリップパネルを製品化していた。その成功から今回史上初となる隕石でできたピストル作りに挑んだ。
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そして誕生したのが「ビッグバン・ピストルセット」である。この銃本体セットは、X線、3Dモデリング、電子ビーム溶接、EDMワイヤーカットの過程を経て製造された。
高価なギベオン隕石が製造過程で割れたり破裂するリスクを最小限に抑えるため、様々な工夫もこらされたという。
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まず、ステンレス製のクローンを試作品として作り、技術工程を確認した。スライド、フレーム、トリガー、マガジンリリース、グリップはすべてギベオンのみで作られている。隕石を使うことができなかったのは、スプリング、シアーズ、バレル、ハンマー、スクリュー、スライドレールである。
このピストルの製造には細心の注意が払われた。しかし完成後も気は抜けない。次に待っていたのは完成したピストルの動作確認である。