メリット?それともタブー?いとこ同士の結婚「いとこ婚」の真実 (1/4ページ)
親戚同士が結婚する「いとこ婚」。漫画の世界では良くみかけるこのストーリーも、現実の世界で見かける機会はほとんどなく「いとこ同士の結婚なんて本当にあるの?」と疑問視されている人も多いのではないでしょうか?
日本の法律的な観点からいえば、いとこ同士が結婚する「いとこ婚」は可能。しかし、いとこ同士ということもあり、「周りからどんな目でみられるの?」「子どもは大丈夫なの?」といった不安もあるようです。
はたして、親戚同士である「いとこ」の男女二人が恋に落ちることは、幸せなのでしょうか?いとこ同士の結婚「いとこ婚」の現実についてみてみましょう。
◆いとこ同士の結婚「いとこ婚」とは日本では4親等以上離れていれば、直系ではない限り、血族同士の結婚が認められています。そのため、いとこ同士が結婚をする「いとこ婚」も法律上可能なのです。
実は過去の日本では、この「いとこ婚」を経て夫婦関係に至ることは、けして珍しいことでありませんでした。
古代の日本においても、異母兄妹の婚姻は認められており、天皇家をはじめとして多数の例が見られたのです。なかでも平安時代以降の天皇は、藤原氏の娘と婚姻する事例も多く、必然的に近親婚という形が生まれています。
また室町時代から江戸時代初期においても、いとこ同士の結婚がタブーである、という考え方は広まりませんでした。身分が限られた中で自分と近しい立場や同じ地域に住む人同士が結びつくケースは実際とても多かったようです。
とくに昔は身分という限られた範囲で婚姻相手を探す必要があるため、どうしてもいとこ間の結婚のような近親婚は、避けることができなかったようですね。
◆いとこ同士で結婚した有名人芥川比呂志(あくたがわ ひろし)芥川比呂志は日本の俳優であり演出家です。芥川龍之介の長男としても有名ですよね。妻は、龍之介の次姉でヒサの長女で、従姉にあたる芥川瑠璃子。随筆家である芥川瑠璃子と1937年12月に結婚をしました。
色川武大(いろかわ たけひろ)色川武大は小説家でエッセイストでありながら雀士でもあります。「離婚」で直木賞を受賞しました。その色川武大は1970年、母親同士が姉妹の黒須孝子と暮らし始めます。1973年には孝子と結婚。