81%の人が親の介護に不安アリ!介護で孤独にならないノウハウ (1/3ページ)

Suzie(スージー)

81%の人が親の介護に不安アリ!介護で孤独にならないノウハウ

いま、多くの人が親の老後に不安を感じている時代。

実際、オウチーノ総研が20~49歳までの男女741人に「親の介護について考えているか、不安はあるか」アンケート調査したところ、不安を感じている人は81.0%もいるとの結果が出ています。

なかでも親の認知症介護は、誰にとっても他人事では片づけられない問題ですよね。

だからこそ参考にしたいのが、きょうご紹介する『医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得』(工藤広伸著、廣済堂出版)です。

著者は、介護ブログ「40歳からの遠距離介護」で生計を立てながら、家族の介護をしているという人物。

40歳のとき、祖母(要介護3)が子宮頚がんで余命半年と宣告されたことを契機に介護離職。現在も、認知症が発覚した母(要介護1)とのダブル介護を行っているのだそうです。

つまり本書では、そんな経験から得た認知症介護のノウハウを明かしているわけです。

本書によると、介護には「魔の3大ロック」といわれるものがあるのだとか。身体を拘束する「フィジカルロック」、薬で抑えつける「ドラッグロック」、言葉で圧力をかける「スピーチロック」がそれ。

その一方、著者を含めた介護者も、実はいろいろなものに「ロック」されているのだといいます。

■介護の魔の3大ロック

(1)マネーロック

まずは「マネーロック」。住宅、教育ローンなど固定された支出が多くなり、金銭的に身動きが取れない状態を指した、著者の造語。

というのも認知症介護をしていると、想定外の手術、施設への入所、リフォーム費用など、突然の出費が多いものなのだそうです。

(2)タイムロック

次にタイムロック。本来の意味は「時計錠」ですが、これも著者の造語。

勤務時間がキッチリ決まっていて、通勤時間も2時間かかるなど、日常が「自由度のないタイムスケジュールになってしまっている状態」を指すものです。

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