ジャケットの色を変えただけで昇進した、ある女性会社員の話 (3/4ページ)

新刊JP

幼いながら、このどん底な状態を抜け出そうと考えに考え、ある日「私ホントはおもろいはずやん!」と、貯めたパン代をバッとつかんで近くのデパートに走りました。そして、「イーストボーイ」というブランドショップで、明るい黄色と白でデザインされたボーダーTシャツを買ったんです。

買ったばかりのTシャツを着て友達がいる公園へ行くと、「何それ! めっちゃ可愛いやん!」と友達が集まってきて……。

――つまり、服装を変えただけで、状況が一変したと。

みなみ:はい。この話には続きがあります。

元気を取り戻した私を見て、後日、母までもが「次の日曜、出かけるで」と言い始め、そのためのお揃いのポロシャツを買ってきてくれました。つまり、服を変えただけで、友達や母親の接し方が180°変わったんです。

1枚のTシャツが、ひょうきんなころの私本来の内面を周りに思い出させ、関係をつないでくれた。この体験は大きかったですね。

――つまり、本来の自分の性格に合った服に戻しただけで、人生が変わったというわけですね。みなみさんのお客さんの場合も、そのようにコーディネートを変えた結果、周囲からの反応が変わるということはよくあるわけですよね。

みなみ:ありますね。よくある反応は2パターンです。

まず、まわりから愛されている方であれば、「素敵になったね!」とストレートにほめてくれる人が増えます。仕事をされている方であれば、そのことが追い風となって昇進したり仕事が増えるのも珍しくありません。

そして、そこまでではなくても(笑)、「なんか変わった?」「痩せた?」などと、何かしらのポジティブな反応があるという話をよく聞きます。

――今のお話に関連して、お客さん自身の変化にどのようなものがあるのかも教えてください。

みなみ:「セールに行かなくなった」あるいは「セールに行っても、つい惑わされて買うということがなくなった」という方がよくいらっしゃいます。

ひと言でいえば、「買い物上手」になり、買い物に無駄な時間やお金を使わなくなるということは全体的な傾向としてあると思います。

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