世界一豪華な宮殿!?世界遺産のヴェルサイユ宮殿はやっぱりスゴかった! (1/4ページ)
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「有史以来、最も大きく、最も豪華な宮殿を!」というルイ14世の命によって建設されたヴェルサイユ宮殿。「世界一豪華な宮殿」ともいわれるこの宮殿は、年間400万人もの観光客が訪れるフランス屈指の名所で、宮殿とその庭園は世界遺産にも登録されています。
もともとはルイ13世が建てた狩猟の館でしたが、17世紀後半、太陽王ルイ14世が自らの富と権力を誇示するために新たな宮殿建設を発令しました。
当時の一流の芸術家たちを動員し、1661年の着工から1710年の王室礼拝堂の完成まで50年を費やして建てられ、のちにルイ15世が手を加えて現在の姿となりました。
フランス革命が起こった1789年までフランス絶対王政の中心地であった華やかな宮廷世界を覗いてみましょう。
館内に入ってまず最初に目にするのがギリシア神殿のような支柱が印象的な王室礼拝堂。
かつては毎朝10時にここでミサが行われ、王族は上階の特別席に姿を現しました。1770年にはルイ16世とマリー・アントワネットの婚礼の式もここで執り行われたといいます。
つづいては、ルイ14世時代の最後につくられた「ヘラクレスの間」。