水だけじゃだめ?塩分も必要?スポーツ飲料は?「正しい熱中症対策できる水分補給」を教えて! (1/2ページ)
熱中症対策の水分補給には「スポーツ飲料がいい」「塩分も必要」など、水だけ飲むのは適していないといわれています。また、水分補給のタイミングや量なども具体的に知って、しっかりと対策したいものです。
今回は、熱中症にならないための、正しい水分補給の方法を、医師に聞いてきました。
熱中症に対して、水分が必要な理由は何ですか? 暑いと人の身体は汗をかいて、その水分の気化熱を利用して余分な熱を逃がします。
そうして多くの熱を発生させると、やがて体温を調節する機能が働かなくなり、さまざまな不調が起きてしまうのが、熱中症です。
そして、汗を出す際に、水分と塩分が体から失われていきます。水分が減ると血液が濃くなり、血栓症などの合併症をきたす可能性があります。
そのため、まず水分を体内に届けることが必要となってきます。また、水分をとることで体内から体温を下げる効果も期待できます。
熱中症に対して、水だけを飲むだけではいけないのはなぜ? 汗をかくことで、身体からは水分だけではなく塩分も失われています。
そのため、塩分をとらないと血液や体液中の塩分濃度が下がってしまい、頭痛などの症状が出てきます。
また、塩分や糖分(ブドウ糖)が加わると、小腸で吸収される際、水分も一緒に吸収され、水分の吸収効率が高まることが知られています。
激しい運動をすると血糖は消費され、浸透圧が下がることも問題となってきます。
そのため、糖分をとれば、この血糖の消費を多少なりとも補うことができるのです。