マリー・アントワネットも収容された、パリの監獄・コンシェルジュリー (4/4ページ)

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常時2名の憲兵が警備にあたっていました。

他の囚人に比べるとずいぶんと厚待遇だったとはいえ、暗く湿っぽいこの部屋での生活は華やかな宮殿生活とは天と地ほどの違いがあります。「栄枯盛衰」とはいうものの、これほどまでに波乱万丈で極端な生涯を送った女性はそう多くはないでしょう。

夫であるルイ16世もすでに処刑され、自らの人生に先がないことを悟っていたであろうアントワネットがどのような思いでここでの日々を過ごしていたのでしょうか。

日本人にとってはおとぎ話のように感じられるマリー・アントワネットですが、ここに来れば彼女は確かに存在していたのだと生々しく感じることができます。

ヴェルサイユ宮殿といった華麗なる遺産だけでなく、王家の凋落の象徴ともいえるコンシェルジュリーもあわせて訪れることで、歴史をより重層的に理解できるのではないでしょうか。

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