リオ直前!あの「五輪ヒロイン」が語る灼熱の激闘秘話!(1)「競泳・田中雅美<アトランタ~アテネ>」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

──まぶたを切ると、どうしても「プチ整形」という見方をされてしまいます。

田中 はい、いろいろ言われたので正しかったのかどうかわかりませんが、でも私は手術もそうですし、アメリカに留学して英語を学び、体重も63キロまで増やして臨みました。

──これが最後という気持ちだった?

田中 はい、そして200メートルで4位に入って。3位とは100分の5秒差で、メダルのあるなしで3位と4位の違いは大きいと悔しさもありましたが、記録的にも「やりきった!」という感じでした。

──引退後は芸能方面の仕事も多く、脱毛サロンのポスターや、雑誌での水中ショットなど、自慢のプロポーションで驚かせています。

田中 見せることうんぬんというわけではないんですが、例えば水中のグラビアでもイルカと一緒に泳いだり、これまでにない新しい挑戦が楽しかったですよ。そうそう、公開中の映画「ファインディング・ドリー」では、日本語版で初めて声優にチャレンジしているんです。マカジキの役ですが、展開がすごく早くて、10回もテイクを重ねるほど大変でした。

──最後に、3度の五輪出場は女子では最多の記録ですが、思い出すことはあります?

田中 開会式も閉会式も1度も出なかったんですよ。選手村の収容には限度があるので、競技が終わったら撤収。1回くらい出たかったなと思います。

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