「オフショア」ってどういう意味? 意外と知らない経済用語を解説! (1/2ページ)

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経済ニュースに「オフショア」という言葉が登場することがあります。知っていて当然というように普通に使われるので「何これ?」と思ってもなかなか聞けませんね。実は「オフショア」とは現在の金融取引について理解するための重要なキーワードの一つなのです。今回はよく耳にするけれどあまり意味を知られていない経済用語「オフショア」の意味を解説します。

■ 「オフショア」の意味って?

ショアは「shore」で「岸」のことです。つまり「オフショア」とは単純に訳せば「offshore」で「沖合の」という意味です。「offshore」があるということは「onshore(オンショア)」もあります。

よく使われるフレーズとして「オフショア・センター」といった言葉があります。世界の金融取引の中心地の一つであるロンドンは、よく「オフショア・センター」といわれます。

自分の国を「島」のようなものと考えてください。まず、国内の業者間で行う金融取引、国内の業者と国外の業者間で行う金融取引がありますね。島の中で完結する取引と、自分の島とよその島で行う取引というわけです。いずれも自分の島の岸で行うので「onshore(オンショア)」です。

ところが「よその島同士の取引をうちでやってもいいよ」という特別な措置を設けることがあります。つまり、自分の島の沖合に、よその島同士の取引のための場所を作るわけです。これが「offshore(オフショア)」です。

なぜこんな特別区域を設けるかというと「オンショア」の取引よりも規制を緩やかにして、金融取引を誘致するためです。「オフショアの取引では源泉徴収をまけときましょう!」なんて優遇措置をする場合もあります。

これで外国の業者が活発に取引してくれれば、結果的に国内マーケットにお金が落ちて万々歳! という仕組みなのです。

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