【海外出産奮闘記#10】 出産直後にハンバーガー!? 「アメリカ出産・カルチャーショック」後編 (1/3ページ)
大学卒業後、まともに就職活動もせず、ふと見つけた広告に応募し採用され、現代美術ギャラリーで楽しく働く私に向かって、ある日母はこう言放ちました。
「あんたはきっと“いきおくれ”て、30過ぎで猫と一緒に1人暮らしするんでしょうね」と……。
しかし、人生には時に天変地異の如き出来事が降り掛かります。25歳で出会った彼と、次の日からおつきあいをスタート。半年後に妊娠、入籍する事に!
ドタバタの海外出産後、酷寒の地ボストンでの生活から、夫の就職を機に新天地カリフォルニアに住居を移した私たち一家、そして後陣痛と恥骨痛に苛まれた2人目出産。前回は、かなり恥ずかしい“ナースの前でのおしっこ”など「アメリカ出産・カルチャーショック」前編をお届けしました。
今回は、「アメリカ出産・カルチャーショック」後編をお届けします。
■「産後に…ハンバーガー!?」カルチャーショックだらけのアメリカ病院事情(1)食事はひどい。
長女を産んですぐ後の食事は忘れもしません。それは、パサパサのパティがイースト臭いパンに挟まったハンバーガーでした。
傍らにはポンポンと無造作に置かれた牛乳やヨーグルト、オレンジにカップケーキ。
目の前に並べられたそれらの食事を前に、一つの啓示がキラリと降りてきました……「アメリカの病院食には、これから先も期待出来ない」、きっぱりとそう悟った私は(実際それは当たっていました)、今回は前もって母に食事をリクエストするという対策を講じることに。
ちなみに、今回次女を出産した病院の食事のハイライトは、こってりしたラザニア。お腹が空いていたから完食したものの、消化出来ず散々な目に遭いました。(文字にするのは自粛します)
母に作ってと頼んで持ってきてもらったおいなりさんが、心に、身体に沁みました。
(2)オムツとお尻ふきとミルクは「もらいたい放題」
スポンサーがついているのか、州から補助が出ているのか、どちらかは分かりませんが、とにかく持参しなくても大丈夫です。いくらでももらえます。