将来に役立つ! 大学生が論文に力を入れるべき5つの理由

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ゼミや卒業の課題として論文が課されている人はいますか? 大学時代に論文をがんばった大学生は将来仕事や社会に出てからのさまざまな場面でも活躍し、信頼を手に入れることができます。なぜなら、論文に注力することで身に着けられるマインドやスキルがさまざまな場面でかなり役に立つからです。そこで、今回は大学生が絶対に論文に力を入れるべき理由を5つ説明していきます。

1、結局は仕事の予行練習になる

テーマを企画し、仮説を立て、文献やインタビューでリサーチを掘り下げ、成果物としてアウトプットするという論文の作業過程は、営業、企画、事務、管理、販売、コンサルティング、ディレクションなど、多くの仕事に通じています。将来仕事に取り組む際、「あの時論文に向き合ったからこそ、他の人よりも仕事がスムーズに進められる」と実感できるでしょう。

2、就活で語れる超個性的な話題を作れる

論文に一生懸命取り組めば取り組むほど、その研究は個性の溢れる独自の内容になっていきます。真剣に取り組めば、就活の面接でも自分がどんな研究をしたかをスムーズに話すことができるでしょう。論文という自分の言葉でかたちにする作業を経験しておくと、いざという場面であなたの個性を伝えるツールとして大活躍してくれるはずです。

3、完遂能力が身に付く

論文は1~2年の期間をかけて取り組んでいくもの。いわば大学生が行う一大プロジェクトです。その大仕事と向き合い、きちんと論文を完成させれば、ゼロの状態から物事を達成する能力がよりパワーアップしていきます。

4、言葉を捻出する能力が付く

言うまでもなく、論文をまとめる際には文章を書きますから、ライティング能力が身に付きます。もっと広い意味で捉えると、「言葉を捻出する能力」が身に付きます。言葉を瞬時にアウトプットする力は、企画書作りのライティングだけでなく、コンペを勝ち抜くトーク術にも繋がっていきます。論文は「書く・話す」という人間の最も根本的なスキルを一気に底上げしてくれるのです。

5、再起、転職に強くなる

大学の論文以外で、専門分野に1~2年も掘り下げる機会はそうないはずです。それは言い換えれば、大学の論文は、1つのことをとことん掘り下げて、自分なりの結果を出す作業とも言えます。

自分で飛び込んだジャンルに対して、掘り下げる力が身に付けば、何か新しいことをやりたいと思った再チャレンジやキャリアアップの転職の際の別ジャンルでも、結果を残すことができるようになります。

最後に

以上、大学生が絶対に論文に力を入れるべき5つの理由でしたが、いかがだったでしょうか? 大学生の間はアルバイトに力を入れるのも良いでしょう。アルバイトは価値をお金で、しかも、時間で換算するので、価値がわかりやすいですよね。一方論文は価値が可視化しづらいですが、きちんとがんばればお金では買えないあなたの資産となって、将来的に役に立ちます。ぜひ、論文に少しでも力を入れて、より有意義な学生生活を送ってみて下さい。

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