人の判断時間は3秒!相手に伝えるとき「意識すべき3つのこと」 (3/3ページ)
ある人は、収納のしやすさや持ちやすさ、お手頃な価格という観点から「直径7cm、高さ10cm、容量は200mlで、1つ300円」などのスペック(仕様)でアピールします。当然ながら、これもプレゼンのひとつのスタイル。
一方、別の人は、「この道30年の職人に頼み込んでつくってもらった、限定50個の商品です」という伝え方をするかもしれません。
ここで重要なのは、「どちらが正しい」という答えはなく、「どちらも正しい」こと。
性能や価格が決め手となる相手ならスペックで伝えるべきですし、商品が持つストーリーに心を動かされる相手であるなら製作の背景を伝える。それが正解だということです。
いわば、相手の心が動くように、「相手の求めるものはなにか?」を考え抜いて伝えることがもっとも重要なポイントだという考え方です。
つまり、必ず持っておかなければならない視点は、以下の2つ。
(1)相手はどう感じるか?
(2)その交渉やプレゼンで重要なことはなにか?
この2つは、どんなケースであっても、交渉やプレゼンのどんな段階においても、必ず持っておかなければならない視点だと著者は主張します。
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このように基本的な考え方を軸として、本書では「伝え方」の極意を徹底的に解説しています。なんらかの手段によって伝える必要があるという人は、読んでおくべき内容だといえそうです。
(文/作家、書評家・印南敦史)
【参考】
※天野暢子(2016)『「プレゼン&資料作成」のプロが明かす! 3秒でOKがもらえる「伝え方」の基本』大和出版