オーバーな表現のしすぎはNG!「絵本の読み聞かせ」でママが取り入れたいコツ (1/2ページ)
絵本の読み聞かせは、「抑揚”を付けないで棒読みにするとつまらなくなるし、かといって舞台女優のような資質もないし」。
それから「作家の意図を正確に伝える。行間から言わんとしていることを感じさせる。そのために淡々と読まなくてはいけない」と聞いたこともあるし、一体どうしたらいいのでしょう。
そこで今日は、『一人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が絵本の読み聞かせの“声色について”についてお話します。
■棒読みすると必ず飽きるまだ、生まれて数年しか経過していない人生経験が短い子ども相手です。
文章に書かれた言葉の意味など、すべてわかりません。だから、淡々と棒読みすると左耳から右耳へ言葉がすり抜けてしまいます。
また、子どもは母国語をマスターしている最中です。普段の生活の中では聞き慣れない難しい言葉などは絵本を通して表現がついてはじめて理解できます。
「突然、川から鬼がぶっくりと顔を出しました(『大工と鬼六』)」の時は「突然」の顔をして。「びっくりして覗いてみると」ではびっくり仰天した顔で。「シクシク泣きました」の場面では悲しそうな顔で読み聞かせましょう。
女優のように上手に表現ができなくても、顔つきや表情を変えて声を出すと、それらしい表現がつくから不思議です。やってみてくださいね。
それに感情を込めて読んでもらって初めて、絵本の世界を通して、子どもは自分では実際経験できない悲しさ、怖さ、嬉しさを“疑似体験”できますよ。
■オーバーにしすぎるのもよくないかといって身体中を使って極端にオーバーな表現をつけてしまうと、ママに見とれてしまい話が全く入ってこなくなります。
文章の内容よりもママの行動や顔付に気を取られている状態ですね。
更に読み手の独自のアクションが強すぎると、“豊かな想像力”を膨らますことができなくなる危険があります。適度な表現力がポイントです。
■ちょうどよい表現力って?『ジャックと豆の木』でジャックが大男に追いかけられている場面では、スピードを速く焦ったように読みましょう。