レオナルド・ダ・ヴィンチが発明したホラー漂う潜水服 (1/4ページ)
[画像を見る]
ちょっと不気味なこの装備。新手の異形クリーチャーみたいだが、なにをかくそうこれは、16世紀にレオナルド・ダ・ヴィンチが考案したダイビングスーツだ。
実際にダ・ヴィンチがこれを製作したかどうかの記録はないが、彼はこのスーツを最強だと考えていたので、この技術が悪の手に渡って悪用されるといけないため、詳細を明かすのを拒んだいう。
ダ・ヴィンチの先見性のある発明について語るとき、たいてい空を飛ぶものに話題が集中しがちだ。鳥のような姿をした羽ばたき機、あるいは空中スクリューといった彼の夢は、現代のヘリコプターの原型だとなった。
レオナルド・ダ・ダヴィンチの書き綴ったメモ『アランデル手稿』より
ダイビング装備のスケッチ。
[画像を見る]
この博識家の創造力もまた、海の底に匹敵するほど深く掘り下げたものだった。いつ、ダヴィンチにダイビングスーツの着想が浮かんだのか、はっきりしていないが、残されたものからは軍隊で使う技術として思い描いていたことがわかる。
つまり、遥かに強大なオスマン帝国海軍に、ヴェネツィア共和国が打ち勝つための手段のひとつにするつもりだったのだ。16世紀に入る頃の地中海沿岸は混乱の最中にあり、国境争いに巻き込まれて全面戦争が次々と勃発していた時代だった。
[画像を見る]
ダ・ヴィンチは当時40代後半で、ミラノで仕事をし、17年の間幸せに暮らしていた。