両親が年をとったら同居する? 別々に住む? 近年の傾向は……

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大学生でもときに将来のことが不安になってくることがありますよね。自分が結婚したのちのいまの家族のことなど……大学生にとっては少し早いことかもしれませんが、今回は将来の不安要素のうちの一つ、親と子どもとの同居について考えてみましょう。

■子どもと同居したい親は減少傾向

厚生労働省の平成24年高齢期における社会保障に関する意識等調査結果(調査日は平成24年7月12日、集計数は11,294人)によると、現在子供がいる人のうち、老後に同居を希望する人は27.1%にとどまっており、過去と比べると減少傾向にあるそうです。「子どもが近くにいれば別居でもよい」は38.3%と多く、さらに「別居したい」も11.0%とかなりの割合を占めています。

一人っ子の人は、「将来は親と同居しなければいけない」というプレッシャーを感じているかもしれませんが、この結果を見るとそこまでの必要性は低そうです。むしろ、お互いの生活を大切にしながら、近くに住んでいて「何かあれば駆けつける」くらいの関係性の方が良いのかもしれませんね。

■同居より近居・別居の方が幸せかも

人によっては、「子どもにめんどうをみてもらうのが当然! 私だってお姑さんの介護をしたんだから」と思っている場合もあります。しかし、このような考え方の人と子ども夫婦の同居が、本当にうまくいくでしょうか。子どもには子どもの生活があり、まだまだ生活の基盤だって整っていないかもしれません。子どもの養育費もかかっているし、共働きでないと暮らせないのに、そこに同居となると、子ども夫婦の仲が悪くなることだってあります。
今は60代、70代でも元気に生きていける時代です。お互いに行き来ができる程度に仲良くしていれば、いざというときには力になってくれるはずです。元気な内から「同居」のことばかり考えていては、親本人も子どもも、どちらも疲弊してしまうでしょう。

■年を取っても、元気に楽しく生きる工夫を

老後を楽しく暮らすために大切なのは、「お金」と「健康」そして「生きがい」です。一人で楽しく暮らしているお年寄りもたくさんいらっしゃいます。働いている子どもの元に行くことになれば、今まで築いた地域の人間関係を失ってしまいます。おまけに子ども夫婦の生活スタイルに合わせなければいけない面も多く、ストレスが溜まることになるでしょう。

老後を楽しく暮らすためには、子ども側も親側も柔軟に考える必要があります。基本的には「一人でできることは一人でする」という覚悟を持って、自分で自分を楽しませるように工夫していくことが大切でしょう。

いかがでしょうか。子どもとの同居を希望しない親も多いですが、希望する親と希望しない子どもとのバトルにもすさまじいものがあります。そうならないために、もっと中立的に客観的に考えていけるといいですね。

(ファナティック)

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