海底火山スゴス!史上初、最新カメラが海底に流れる溶岩の姿を赤裸々に撮影(ドイツ研究)
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ヴェスヴィオ火山やマウナロアをはじめ、世界でもっとも有名な火山は陸上にあるものだろうが、海底にも数多くの火山が存在する。そうした海底火山は特殊な潜水艦がなければ調査できず、それゆえに詳しいことはあまりわかっていないのが現状だ。
だが、最新技術によって史上初めて海底に流れる溶岩の姿が捉えられた。
地球の地殻のおよそ70%がプレートが離れようとする中央海嶺で生み出されている。毎年、海底火山から噴出するマグマの量は全マグマの75%。そのマグマがプレートが離れてできた隙間を埋め、巨大な海底火山が形成される。
2012年、ドイツ、GEOMARヘルムホルツ海洋研究センター・キール(GEOMAR Helmholtz Centre for Ocean Research Kiel)の研究チームは、アイスランド北部の大西洋中央海嶺にある北コルベインジー海嶺(North Kolbeinsey Ridge)の溶岩流を海底探査ロボットで調査した。
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赤い点で示されるのが調査された地点。オレンジで示された海は浅い場所、青いほど深いことを示す。大西洋中央海嶺プレートの境界は大西洋を南北に伸びる浅い海域でくっきりと区切られている。
史上初、海底の溶岩流を高解像度カメラで撮影することに成功
4,000年前の火山活動のマップ化に成功したが、それだけでは別れようとするプレートが作り出す隙間を満たすには溶岩流が足りないことも判明した。これはもっと大量の溶岩流が発生する大規模な噴火が過去に発生しており、さらには将来的にも発生するであろうことを意味している。
そこで今年7月、チームはロボットに新型カメラを搭載して同じ場所を再度訪れ、海底の溶岩流の姿を高解像度カメラで捉えることに初めて成功した。
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その形態や火道の構造は当初推測されていたよりもずっと複雑なものだった。また熱水活動という、火山で温められた液体が地殻から逃れている証拠も観測された。撮影された画像から精密な海底の3Dモデルが作成され、これが火山の構造や年代を把握する手がかりになる。
チームが調査したのは、中央海嶺にあるものとしては並外れて大きい”エッグヴィンバンク(Eggvin Bank)”という火山だ。山頂は水面から20mの深さまで届き、明らかに活火山である。専門家によると、数百年もすれば、新しい島が誕生するかもしれないそうだ。
海底には5,000以上もの火山があることが知られているが、その一部は現在の科学技術をもってしても発見することが非常に難しい。その理由は、火山を探すには水中聴音機で沸騰する水の音を聞かなければならないが、深海の高水圧下では沸騰しにくくなるからだ。
カナリア諸島やハワイ諸島もまた海底火山が起源である。ハワイ南東沖では現在もゆっくりの島の形成が進んでおり、数十万年のスパンではロイヒという新しい島が誕生すると考えられている。
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火山活動で熱せられた海水が溶岩から金属を滲出させる。枕状溶岩の周囲に堆積しているのは水酸化鉄。
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このところ活発だったエッグヴィンバンク火山のクレーターの底には、巨大なウミユリ、小さなクモヒトデやヒトデが密集する。黒く見える海底は100年以内に噴出した火山ガラス。
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古い溶岩流はプレートの動きや地殻深部でのマグマの貫入によって裂けることがある。裂け目は深さ数十m、幅数百m、長さ数kmに達する。
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枕状溶岩によって直径数百mの小さな円錐状の火山が形成されることもある。この枕状溶岩は火山のちょうど山頂に存在し、おそらく最後に噴出した溶岩だと思われる。
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火山周辺の海底にはウミエラ(左)やイソギンチャク(右)などの生物が群生
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海底の大部分が溶岩流や地滑りによって砕けた溶岩で覆われる。
via:The world's hidden volcanoes: Stunning images reveal underwater lava flows in mesmerising detail/ translated hiroching / edited
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