元祖ベーグル!?ポーランドの古都クラクフだけで味わえる伝統のオブヴァジャーネック (1/2ページ)

GOTRIP!

元祖ベーグル!?ポーランドの古都クラクフだけで味わえる伝統のオブヴァジャーネック

「ポーランドの京都」とも呼ばれる古都クラクフ。ポーランドを旅行するほとんどの人がこの街を訪れるといっても過言ではないほど人気の観光地です。

そんなクラクフの名物が、「オブヴァジャーネック」と呼ばれるリング状のパン。クラクフ中心部のあちこちでオブヴァジャーネックのワゴンを目にするはずです。

チーズ、ゴマ、ケシなどいくつかの種類があり、ひとつ1.5ズロッティ程度。観光地でありながら、観光客よりも地元の人がよく買っているのを目にします。

「オブヴァジャーネック」とは、「一度茹でてから焼いたパン」の意味。その名の通り、焼く前に一度茹でてあるのでしっかりとした歯ごたえがあるのが特徴です。


見た目も製法もベーグルと似ていて、これがベーグルの原型であるという説もあるのです。しかし、日本でも人気のアメリカ式ベーグルに比べるとモチモチ感やしっとり感は薄く、アメリカ式ベーグルとドイツのプレッツェルの中間のような存在。

実際に、英語でオブヴァジャーネックを紹介する際には「ポーランドのベーグル」と表現する場合もあれば、「ポーランドのプレッツェル」と呼ぶこともあるのだとか。

オブヴァジャーネックの起源は17世紀のクラクフのユダヤ人コミュニティだといわれています。

「元祖ベーグル!?ポーランドの古都クラクフだけで味わえる伝統のオブヴァジャーネック」のページです。デイリーニュースオンラインは、オブヴァジャーネッククラクフベーグルポーランドカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る