数字も立派なオモテナシ!なぜ日本の会社員には理解できないのか (1/3ページ)
- タグ:
-
数字
こんにちは。深沢真太郎です。
ビジネスパーソンを数字と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。
リオデジャネイロ五輪での日本人選手の活躍、素晴らしいですね。私も感動とパワーをいただいており、4年後の東京五輪をとても楽しみにしているひとりです。
そういえば、東京五輪の開催決定時のプレゼンテーションで話題になったのが、滝川クリステルさんのあの名言、「オモテナシ」でしたよね。
日本はオモテナシの国である、そんな素敵なメッセージでした。
……ではそろそろ本題に。そんな日本のビジネスパーソンに、はたして「オモテナシ」の心は本当にあるのでしょうか。
■オモテナシの国なのにオモテナシ不足
というのも、私が研修やセミナーでお会いする方々とお話しすると、どうもこのような悩みやストレスがあるようなのです。
「私の上司はいつも数字で説明することを求める。それがすごくイヤ」
「客先の担当者が数字アタマで……。データを揃えたりするのが面倒くさい」
なるほど、気持ちはよくわかります。
でも私は、「オモテナシの国のビジネスパーソンとしては、ちょっと寂しいコメントだな……」と思って聞いています。
■上司が部下に数字で説明を求める理由
そもそも、なぜ上司は「数字」を求めるのでしょう。
上司は現場の細かい仕事まで常に把握しているわけではありませんし、そもそもそんなことは無理です。
また、その上司はさらに上の人間(つまり上司の上司)に現場の状況を正確に伝える必要があります。
だから、そのまま正確に状況を説明できる「数字」を部下に要求するのです。
その客先の担当者は、自分が数字アタマだからデータでの説明を要求しているのでしょうか?
私はおそらく違うと思います。
その担当者も、社内で上司に決裁をもらう必要があるはず。つまり、誰かに説明し、納得させなければならない立場です。