1位は億万長者が31%!世界で最も富裕層が多い都市トップ10 (2/4ページ)

Suzie(スージー)

■7位:香港(個人富裕層の人口密度2.70%)

中国の特別行政区として知られている通り、イギリスから1997年に返還後も「1国2制度」が採用されており、独立した都市国家のよう。

アジアの要所であるとともに、税制面の優遇が多くの富裕層を引きつけます。所得税も法人税も低く(収入が増えても15%前後)、香港外で得た所得は原則非課税となります。

シンガポールと比較検討されることが多く、富裕層に人気の都市ですが、大気汚染を気にする人も少なくないようです。

■6位:オスロ(個人富裕層の人口密度2.90%)

ノルウェーの首都であり、世界でも物価が高く、生活費の高い都市のひとつに挙げられます。森林や湖、雄大なフィヨルドなど豊かな自然が魅力の国は、意外にもお金持ち。

収入をもたらしているのが、北海油田。世界第3位の原油算出国であり、莫大な貿易黒字が財源を支えています。

医療費と教育費は原則無料ですが、税金は高く、消費税は25%。お金持ちは、税金逃れのため、海外に逃げ出しているとも言われています。

■5位:ロンドン(個人富裕層の人口密度3.40%)

世界で最も人気のある都市のひとつが、ロンドン。実際、2003年からの10年間に、富裕層の流入がいちばん多かったのがイギリスで、11万人以上。

ロンドンの不動産の高騰が続くのは、世界各国から集まってくる富裕層が大きな原因とされます。

世界の富裕層からロンドンが愛される理由は、欧州の金融中心地であり、多様な人種が暮らしている多国籍などが挙げられます。

集まる富裕層は、中東の富豪、イタリアギリシャの富裕層、ロシアや東欧の富裕層、政治的混乱の続くブラジルやアルゼンチンの富裕層などじつに多彩で、価値観の異なる外国人の居場所があるため居心地がよいとか。

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