1位は億万長者が31%!世界で最も富裕層が多い都市トップ10 (1/4ページ)
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世界各都市の人口に占める億万長者の割合、つまり「富裕層率」はいったいどれくらいなのか。
そのランキングを、イギリスの雑誌スピアーズが調査会社ウェルスインサイトと共同で実施した調査結果を発表しました。
1位はモナコで、居住者の3人に1人が億万長者となっています。
この調査における億万長者とは、それぞれの住居を除く純資産が100万ドル(1億200万円)を超える人たちです。2年前に比べると億万長者の割合は、全体で6%上昇しています。
それでは、世界の億万長者が住んでいるトップ10の都市を見ていきましょう。
■10位:アムステルダム(個人富裕層の人口密度2.70%)
ヨーロッパの玄関口ともいわれる、オランダ。ヨーロッパ各国へのアクセスはよく、気候も温暖で治安もよく、医療システムも充実しているので、快適な住み心地のようです。
何より、海外の子会社からの受取配当金が非課税になったりする「資本参加免税制度」など税制面での利点が挙げられます。
■9位:シンガポール(個人富裕層の人口密度2.70%)
税金の低さが、最大の魅力です。投資から売却益にも配当にも税金はかかりません。しかも相続税もゼロであることから、日本のように相続税の高い国のシニア世代の移住先としても人気です。
加えて、治安もよく、快適な生活環境が整っていることも富裕層が集まってくる理由です。2003年からの10年間で、シンガポールに移住した人は4万5,000人。
イギリスに次いで第2位という多さで、成長著しい都市のひとつと言えます。
■8位:フランクフルト(個人富裕層の人口密度2.70%)
欧州中央銀行の本部のほか、大手銀行本社が多数集まる、国際金融の中心地です。
中世の時代から有名な見本市(メッセ)が数多く開催されており、それに伴う金融や物サービスが発達し、世界最大級のハブ空港も有する、EU経済の中心地として栄えています。