白熱のTL開幕節 東芝、神戸製鋼は辛勝。昇格のサニックスも白星発進 (3/3ページ)

2003年度以来のタイトル獲得に燃えるトップリーグ初代王者の神戸製鋼コベルコスティーラーズは、ホームの神戸総合運動公園ユニバー記念競技場でNTTコミュニケーションズシャイニングアークスと対戦し、27-17で逆転勝ちした。
先に主導権を握ったのはNTTコムで、SO小倉順平とCTB石橋拓也が好走してトライを重ね、24分には小倉がドロップゴールを決めて17得点。
しかし、追う神戸製鋼は前半終了前にWTBアンダーソン フレイザーが突破して反撃の狼煙を上げると、47分(後半7分)には2014年度の新人王であるWTB山下楽平が鋭く切り込んでフィニッシュし、3点差に詰めた。流れを変えた神戸製鋼は53分にPGで追いつくと、65分にも新加入のSOコディ・レイが確実にショットを決めて逆転。そして72分、かつてラグビーリーグ(13人制)のスターだった身長193センチのWTBアンダーソンがハイボールに競り勝ってゴール右隅に持ち込み、勝利を引き寄せた。
震災からの復興に向かっている熊本では、うまかな・よかなスタジアムでコカ・コーラレッドスパークスとキヤノンイーグルスが対戦し、上位進出を狙うキヤノン(昨季6位)が31-14でコカ・コーラを下した。
コカ・コーラのしぶとい守りに手を焼き、前半38分には危険なプレーがあって認定トライで逆転されたキヤノンだったが、前半終了前、WTBマイケル・ボンドが一瞬の緩みがあった相手の防御網を切り裂き、すぐに流れを変えた。63分(後半23分)にラインアウトモールでリードを広げたキヤノンは、新加入のSOジャン・クロード・ルースによる3本のロングPG成功も効いて、大事な開幕戦をものにした。