高畑淳子さんの謝罪…「子育ての仕方が間違った?」親の責任はどこまで問えるのか (1/2ページ)

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高畑淳子さんの謝罪…「子育ての仕方が間違った?」親の責任はどこまで問えるのか

「この度は大変なご迷惑をおかけ致しました。大変なことをしてしまいました。本当に申し訳ありません。心よりお詫び申し上げます。」

強姦致傷容疑で逮捕された、俳優の高畑裕太容疑者の母親である女優の高畑淳子さんが深々と頭を下げ、1時間以上にも渡る謝罪会見を行いました。

幼児を持つママは、相手のお子さんに怪我をさせてしまったなど、わが子がしたことに対して「ウチの子が申し訳ありません」と謝らなければならない場合も多々あります。

けれども、これからの子どもの長い人生において、一体、いつまで親の責任が問われるのでしょうか?

そこで今日は『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子がお話します。

■法律的に親の責任は問われない

法律的には、成人した親の責任はありません。

たとえ「私の子育ての仕方が間違っていました」と謝罪しても、親が法律で裁かれることはないのです。

あくまでも常識に照らし、社会批判を受けてもしかたのないルール違反に伴う責任、つまり“道義的責任”を問われることはあります。

子どもがこの世に誕生して生まれ育った環境、そして母親の影響は大きく受けます。

そういった意味で、その子どもを育てた親が「いったいどんな子育てをしてきたんだ!」と子どもが成人したとしても、後ろ指を差されるのは仕方がないのかもしれません。

■どんなことがあってもあなたのお母さんだから

謝罪会見の中で「どんなことがあってもあなたのお母さんだから」との発言がありました。

その後、「でも、もし、娘(=高畑さんにはお嬢さんもいます)が被害にあったとしたら絶対に許されるべきことでない」とも語っておられました。

親は、子どもがたとえ犯罪を犯しても子どもを愛しています。

だからといって子どもを許してはならない、社会的制裁を受けるべきであることなど正直な気持ちを話していらっしゃると感じました。

子育ての中で、どんなに出来損ないの子どもでも、わが子を愛し続けるのが親です。

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