簿記は意外と簡単!ノートの左側に「パン100円」と書けばOK (2/3ページ)
また、取引先に小切手を渡すなど、複雑なやりとりも多くあります。当然、これらの記録は、単式簿記では間に合わないことになります。そこで必要になってくるのが「複式簿記」。
複式簿記では、1万円を借りた場合、「現金が1万円増えた」という面と、「借金が1万円増えた」という両方の面を記録しておくわけです。
そうすれば、お金の出入りをはっきりさせることができるから。いわば、お金の出入りを二面的に考えるのが複式簿記だということ。
一般に簿記といえば、この複式簿記を指し、企業などで使われているのもすべて複式簿記だそうです。
■500円のお弁当を買った場合は?
ここで例題をひとつ。
昼食に500円のお弁当を買ったとします。さて、これを二面的に考えるとどうなるでしょうか?
答えは、「500円のお弁当を手に入れた」という面と、「現金が500円減った」という面の2つ。
そして冒頭で触れたように、これをノートに書くときは、ページの左側に「500円のお弁当を手に入れた」、右側に「現金が500円減った」と記入するということ。
このように左と右に分けて記入するのが、簿記の基本だということです。
■ゲームソフトを人に売った場合は?
もう一例。
いらなくなったゲームソフトを友だちに5,000円で売った場合はどうなるでしょうか?
ここには「現金が5,000円増えた」という側面と、「ゲームソフトがなくなった」という側面があるわけです。
だからこのときにも、ノートの左側に「現金が5,000円増えた」と書いて、右側に「5,000円のゲームソフトがなくなった」と記入すればいいわけです。
これが簿記の基本だというわけで、なるほど、身近な話題に当てはめて考えれば、とてもシンプルだということがわかります。