【海外出産奮闘記#14・最終回】「ベビーカー」では通じない!和製英語とアメリカお出かけ事情編 (3/4ページ)
お店の人は1歳前の赤ちゃんである次女を見て、「子どもも一人前頼むのが決まり」ということを私たちに告げました。思わず、膝の上にちょこんと座る自分たちの娘を見つめます……うん、何処からどう見ても、まだ人間の食べ物は食べられない生き物です。
「デザートでもいいでしょうか」と恐る恐る頼んだところ、かなりキッパリと「いいえ、だめです」と言われた事を憶えています。辺りを見回すと、席はガラガラ。ピークの時間でも、週末でもありません。私ではなくとも、“子連れ歓迎”のムードではないことを感じることと思います。
私たちはもう1人前頼み、当然ながら全ては完食出来ず、多くの部分を残してお店を後にしました。
もちろん日本の全てのお店がそうだとは言いませんが、アメリカの気安い子連れお出かけ事情を思い出す時、日本の息苦しさ、堅苦しさはいつも対極として私の心にほの暗い影を落とします。
■紙のテーブルクロス!? 「子どもフレンドリー」な嬉しいお店の工夫さて一方アメリカでは、多くのお店で子連れがもらえるものがありました。それは塗り絵と小さな色鉛筆、もしくはクレヨンのセットです。
このカフェではさらに面白い事に、テーブルクロスが紙でした。そしてそこに「スキなだけ描いていいよ」と子どもにクレヨンをくれます。長女も楽しそうでしたが、もう少し大きな子であればダイナミックな絵を展開出来そうです。
子どもに楽しく、親にありがたい工夫です。親がカフェに来る時に胸に抱くささやかな目的は、ほんのひとときでも子どもから解放されて一服することなのですから。
■リラックスするアメリカ人親達の姿具体的な場所を言うと、この写真のカフェはサンタモニカとベニスビーチの間くらいに位置する、Rose Cafe Restaurantです。この日は私の誕生日でした。誕生日は朝ご飯を食べにいきたいと言っていた私を、夫が連れてきてくれたのです。広々としたテラス席が気持ちいい、お洒落な雰囲気のカフェでした。
そしてこの日、周りには赤ちゃん連れのママさんグループが来ていました。