【世界の絶景】世界遺産ハルシュタット、その絶景と7000年の壮大な塩の歴史を訪ねて (1/4ページ)

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【世界の絶景】世界遺産ハルシュタット、その絶景と7000年の壮大な塩の歴史を訪ねて

ヨーロッパ観光で人気の高いオーストリア。

ウィーンやザルツブルグは特に有名ですが、そのオーストリアを訪れたならぜひ、リストに加えてもらいたいのが世界遺産ハルシュタット。

ザルツブルグから電車で2時間半ほどの小さな町で、車窓から見える山々や湖の美しさは、誰もがうっとりと見とれてしまいます。

・オーストリアの世界遺産「ハルシュタット」とは?
世界遺産ハルシュタットは、風光明媚なザルツカンマーグート地方の中でも、特に美しいと言われる岩塩採掘の町。

「世界の湖岸で最も美しい街」ともいわれ、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の撮影にも使われたほどです。

しかし、ハルシュタットのすばらしさはその景色だけではありません。

その1つが2002年、この地で古くから使われている塩坑から発見された世界最古の階段。

この地の人々は昔から岩塩を洞窟から掘り出して生計を立てていたのではないかと推測されています。

その時に利用されていたとされる木製の階段が2002年に見つかったのです。

靴や衣服の切れ端、塩を運び出すのに使われていた道具も見つかっており、人類の壮大な歴史と長い間受け継がれてきた文化に触れられる場所、それがハルシュタットのもう1つの顔なのです。

そもそもハルシュタット(Hallstatt)という言葉の意味は「塩の場所」。

塩漬けのハムも盛んに作られていた痕跡が見つかっており、町には塩を運んでいる人の石像があります。

今から7000年も前から行われていた塩採掘は、なんと現在も続いています。

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