【わかる】仕事で死にたくなってから沖縄移住するまで① 〜沖縄移住 × 働く女のモラトリアム〜 (2/5ページ)

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沖縄料理は、とてもおいしかった。中でも私が気に入ったのはソーキそば。少し平たく縮れた沖縄の麺は食べ応えがあり、ソーキ(豚のあばら肉)のぷりぷりした脂身を口にした瞬間に幸福感が私を包んだ。

食堂のおばちゃんが作ってくれたゴーヤチャンプルは、私のゴーヤ嫌いを瞬時に吹っ飛ばすパワーと優しさがあった。つまり、とってもおいしかった。



気候、海、街、食べ物。

どれをとっても最高だった。


あの旅行以降、私の胸には沖縄の思い出と憧れが刻み込まれた。

「いつかはこの素晴らしい場所に移り住みたい」

そう望んで止まなかった。




なんてことは一切ない。



上記の文章は最近沖縄旅行に行った友人の体験談をもとに書いた。Instagramなど登録すらしていない。


私が過去に1度だけ沖縄へ行ったのは事実。実際に沖縄は素晴らしかったと思うのだが、そもそも旅行に行ったのは20年近く前の幼少期。記憶に残っているのは、灼熱的な暑さ、殺人的な日光、そしてグラスボートで船酔いして生産した吐瀉物くらいのものである。どう転んでも移住の動機にはなり得ない。


突然すぎる私の決断、そして移住先に沖縄を選んだ脈略のなさに、周りの友人たちも当然首をかしげた。

友「沖縄にゆかりは」
私「ない」
友「沖縄に住みたい場所が」
私「ない」
友「沖縄に思い入れでも」
私「ない」
友「なんで沖縄」
私「ほんまそれ」


沖縄行き決定までの経緯について、絶賛死にたかった会社員時代から説明させてほしい。

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