うたた寝でビクッとなる意味。ジャーキングの原因と対処法 (3/4ページ)
うたた寝中にビクッ!(ジャーキング)は、命を守るという意味がある!?
実は、ジャーキングのはっきりしたメカニズムはまだ分かっていないのですが、いくつかの説があるそうです。まずは「眠りに入る際の神経系のシフトダウンから引き起こされる」というもの。
入眠状態では呼吸や心拍がゆっくりになり、体温も下がるため、筋肉の緊張状態も変化します。その移行時に筋肉の引きつりが生じてジャーキングが起こると考えられているのです。
この他にも「脳の覚醒系である網様体賦活系と睡眠系の腹外側視索前野との間で起こるスイッチの切り替えによって生じる」という説や「眠りに入るとき、筋肉の力が緩んでリラックスした状態を脳が“高いところから落下する”と勘違いし、身体を守るために起こる」という考えもあります。
さらには、私たちの先祖が持っていた、木の上で寝ていたときに眠気を感じて落ちそうになったら瞬間的に目が覚めるような防衛反応が現在まで残っているのでは、という説を唱える人までいるのだそう。
本能的に危険を察し、ピンチを回避するための現象だとすれば、うたた寝のときに起こるジャーキングにも重要な意味がありそう。確かに、落ちる夢を見たときなどに起こることが多いので、こうした説もあながち的外れではないのかも?
では、身体がどんな状態だとジャーキングが起こりやすいのでしょうか? 専門家によると、考えられるのは次のような要因だそう。
・不安やストレスを抱えたままベッドに入る
・寝る前にカフェインを摂り過ぎる
・午後遅くまで激しい運動をする
・無理な姿勢で寝ている
・深酒
・疲れすぎ
共通していえるのは、身体に負荷がかかっているということ。授業中や会社のデスクでうたた寝しているときにジャーキングが起こる意味は、「無理な姿勢で寝ている」または「疲れすぎ」が要因!? いずれにしてもあまりよい状態ではなさそうなので、ジャーキングが頻繁に起こるという人は、日常生活を見直して睡眠の質を上げていく必要がありそうです。
放っておくと不眠になるかも…? すぐできるジャーキング対策
ジャーキングは健康な人にも起こる現象なので、起こったからといって過度に心配する必要はありません。