島全体が世界遺産!あちこちに野菜畑が広がる僧院の島ライヒェナウでのどかな風景を楽しもう! (1/4ページ)
ドイツ、スイス、オーストリアにまたがるボーデン湖の中で最大の島、ライヒェナウ。
「僧院の島」と呼ばれる所以は、9世紀以降この島に修道院が置かれ、ヨーロッパの修道院史において中心的な役割を果たしてきたからです。
この島が世界遺産に登録されたのは2000年ですが、島全体が世界遺産に登録されているにもかかわらず観光客の姿もまばらです。そのため散策がしやすいのもこの島の魅力であり、花で彩られた民家の庭や、野菜畑が広がるのどかな風景を楽しむことができます。
・島にある3つの教会
ライヒェナウには3つの重要な教会があります。その中でも本土に最も近い場所に位置している聖ゲオルク教会には、10世紀の教会装飾画が完全な形で残されています。
教会の前には花畑が広がっており、色とりどりの可愛らしい花がまさに満開です。太陽に向かって皆が同じ方向を向いているヒマワリや、秋の訪れを告げるコスモスなど、花の美しさは「花の島」マイナウ島にも負けていません。
島の一番奥にある聖ペーター・パウル教会の内部では、美しい天井画を鑑賞する事も可能です。