円高だと商品の輸入がお得に!聞くに聞けない金融経済基本ワード (1/3ページ)
これまでに何度かご紹介した「『やるじゃん。』ブックス」は、社会人なら知っておきたい基本を身につけることを目的とした“フレッシュパーソンのためのあたらしい教科書”。
『世界一わかりやすい ビジネス最重要ワード100』(ディスカヴァークリエイティブ著、ディスカヴァークリエイティブ)はその最新刊で、今回はビジネスに欠かせない重要ワードがテーマになっています。
きょうはCHAPTER 5「金融経済基本ワード」のなかから、いくつかのキーワードを引き出してみましょう。
■1:景気
「景気」とは、経済活動の活発さを示す言葉。つまり、「市場全体で、どれだけお金が回っているか」ということです。
ものがよく売り買いされ、活発にお金のやりとりが行われていれば「好景気」で、行われていなければ「不景気」ということになるわけです。
だから、ひとつの会社だけが儲かっていたとしても、他が停滞していれば「景気がよい」ことにはならないということ。
好景気のときは、市場にお金がある状態。お金があると自然にものが売れるため、値段が上昇。すると人は「時間が経つと値段が上がりそうだ」と判断するので、さらにものを買うようになります。
逆に不景気のときは、あまりお金がない状態。人は「少しでも安いものを買おう」と判断するので、価格の低いものがよく売れるようになるわけです。
つまり企業としては、好景気のときには価格の高い商品、不景気のときには価格の安い商品を販売したほうが、より売上を伸ばせるのです。
なお景気は一定ではなく、常に変化するもの。そんななか、好景気であるか不景気であるかは、企業の設備投資の動向や求人状況、物価やGDP(国民総生産)の変化、家計の収入と消費の割合などを調査して判断することが可能。
■2:インフレ・デフレ
「インフレ」と「デフレ」は、どちらも物価の変動を表した言葉。
インフレは「インフレーション(Inflation)の略で、物価が持続的に上昇していくこと。