1700年の歴史をもつドイツ最古の大聖堂、世界遺産のトリーア大聖堂がすごい! (3/3ページ)
私たちの目に触れることはありませんが、階段をのぼって着衣の小聖堂の手前に立つと、その奧に特別なパワーをもった何かがあるように感じられました。
ここから先は、大聖堂とつながっている聖母教会です。彫刻やレリーフが印象的な大聖堂に対し、聖母教会に足を踏み入れた瞬間に目に飛び込んでくるのが鮮やかな色彩。
可愛らしい植物文様で彩られた天井、色とりどりのステンドグラス…自然光によって教会内部にステンドグラスの色彩が反射し、優しくゆらめきます。
どこか男性的な力強さのある大聖堂と比べると、女性的な柔らかさと華やかさが感じられ、どこかほっとさせられます。
まったく異なる魅力をもつ、隣り合った大聖堂と聖母教会。いずれも「世界遺産」の名にふさわしい、人類が築いた素晴らしい歴史文化遺産であることが肌で感じられることでしょう。
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