1700年の歴史をもつドイツ最古の大聖堂、世界遺産のトリーア大聖堂がすごい! (1/3ページ)

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1700年の歴史をもつドイツ最古の大聖堂、世界遺産のトリーア大聖堂がすごい!

その歴史を紀元前のローマ帝国の植民都市にさかのぼる、ドイツ最古の街トリーア。ここに、ドイツ最古の大聖堂で、ドイツ三大聖堂のひとつにも数えられる世界遺産の大聖堂があります。

旧市街の中心、中央広場のほど近くにそびえるトリーア大聖堂。4世紀に建設がはじまった初期ロマネスク様式の大聖堂で、重厚かつ壮大なたたずまいは圧巻の迫力です。

大聖堂の隣には、13世紀中ごろに造られたゴシック様式の聖母教会が建っており、これら2つの建物が内部の回廊でつながっている珍しい構造になっています。

長い歳月をかけて増改築が繰り返されてきた大聖堂は、1700年にわたる芸術や建築の歴史を物語っていることが評価され、隣の聖母教会やトリーアのローマ遺跡群とともに世界遺産に登録されています。

内部に足を踏み入れた瞬間にはいささか質素な印象を受けますが、内装を一つひとつ丹念に見ていくと、この大聖堂の歴史的、芸術的重要性が実感できます。

長い歴史を経て、各時代の様式が付け足されてきた大聖堂は、古代ローマとザーリアー朝、ロマネスク、ゴシック、バロックの要素が融合した、多彩な表情をもつ建築物。特に目を引くのが、化粧漆喰と木製象眼細工で装飾された西内陣の丸天井です。

繊細さと今にも動き出しそうな立体感と躍動感を兼ね備えた彫刻の数々は、目が離せなくなるほどの美しさ。

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