ドライアイだけじゃない!眼科医が指摘する「夏に注意すべき目の症状」とは? (1/3ページ)
夏に注意すべき目の症状の代表格が、すでにプール熱の症状の一つとしてご紹介した「結膜炎」、そして「ドライアイ」です。しかし、夏に注意するべき目の症状は、この2つだけではありません。そこで今回は、夏には目にどんな症状が起こりやすくて、どうすれば防止できるのか、あらゆる症例を知る眼科医・岡野先生に聞いてきました!

外は暑く湿気っていても、冷房の効いた室内は、とても乾燥しています。この乾燥から引き起こされるのが「ドライアイ」です。また、もう一つ注意したい症状が、意外に思われるかもしれませんが、「ものもらい」だそうです。
湿気に満ちた夏場の外気は、目に見えない細菌であふれています。これらの菌が目のまわりに付着し、さらに暑さによる疲れから免疫力が低下していると、まさに“弱り目に祟り目”。通常なら反応しない菌に対しても、炎症が起こるリスクが高まるのです。夏の暑さと湿気による細菌の増殖と、夏バテによる免疫力の低下。
この2つの要因から、ものもらいにかかりやすくなります。冷房で冷やされた室内環境が、さらにものもらいの発症の危険性を高めます。菌が巣くった目のまわりの油脂分が冷房によって冷え固まり、そこに停滞することから、ものもらいがより発症しやすくなるというワケです。
冷房の温度は少なくとも26度に設定!モニターの高さも再確認を

ドライアイのリスクも、ものもらいのリスクも軽減するには、どちらの要因でもある冷房の設定温度を見直すことが大切です。冷房の設定温度はクールビズが推奨している28度が理想的ですが、それでも暑く感じることの多い最近の日本の夏。