郷土料理からラーメンや洋食まで、数々の著名人が訪れる新潟の老舗居酒屋「喜ぐち(きぐち)」 (2/4ページ)
そして、もう1つ味わっておきたいのが新潟のくじら汁。
くじら汁とは、クジラの皮がついた脂身を塩漬けにしたものと野菜を味噌で煮込んだ逸品。
高温多湿の新潟の夏を乗りきる古くからの新潟の真夏のスタミナ食として楽しまれてきたものだという。
シャキシャキのミョウガと、クジラの脂の濃厚なコクが、野菜の味わいと相まって、体の中から元気が湧き出てくるような、そんな味わいを感じる事ができる。
また、フナベタという大きさ5cmくらいの小さなヒラメは、新潟で楽しまれてきた美味しい魚。
このフナベタの刺身は、新潟を代表する郷土料理で、他の地域ではまず味わう事はできないだろう。
新潟でしか味わえないグルメを堪能しながら、新潟の美味しい地酒を味わう、まさに「新潟を味わう」、そんな夜を楽しめるのが、こちらの「喜ぐち」なのだ。
・郷土料理だけではない、それが「喜ぐち」
実はこちらのお店、おいしい郷土料理だけではなく、ラーメンや洋食など、なんでもおいしいメニューを翌朝の4時まで提供してくれるという、新潟の夜を照らし、指針を示してくれる、灯台のようなお店。