体重が減らない! ダイエット停滞期の原因と脱出法

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ダイエットを始めると、体重の推移を折れ線グラフで見ていきますよね。割とトントンと下がっていったのに、あるとき、それは起こります。まっすぐ続く平坦な道が! そう、誰にだってやってくる停滞期。再び下り坂を歩んでいける?やけになっていっそ山道を登っちゃう? 選びたい道は、ただひとつ「下り坂」なはず。停滞期の原因を知り、無事に脱出をはかりましょう。

■停滞期はなぜ起こる?

「ダイエッター」と「体のメカニズム」の攻防でもある停滞期。ダイエットを始めて1か月以内で体重の5%以上痩せた頃、または1~2か月後に起こりやすいといわれています。体は通常より「摂取エネルギー」が減るため、エネルギーを使わないようにしようと「消費エネルギーの節約」を始めます。これが、いわゆる「停滞期」というものです。

生命維持のために体内環境を一定の状態に保とうとする機能を、「ホメオスタシス(生体恒常性)」といいます。停滞期とは、このホメオスタシス機能が発動して起こるもの。このホメオスタシスは本来、汗で体温調整したり、爪を伸ばしたり、あるいはウイルスが侵入した際に咳や発熱で排除など、免疫・神経・内分泌を調整する重要な機能です。

でも、これがダイエットでは悩みのタネ! なかなか体重が減らないので、「このダイエット法ダメだ」などとやめてしまう際にも、この機能が働いて「リバウンド」してしまいます。その理由は、ダイエットで「飢餓状態?」と危機感を感じていた体が、「備えあれば憂いなし!」と脂肪を蓄積するからです。では具体的に、停滞期を脱出する方法をご紹介していきましょう。

■食事制限編

「消費エネルギー>摂取エネルギー」…この構図を守れば痩せるはずですが、体は「不足」が恐怖!なんです。断食や糖質抜き、脂肪抜きなどで不足を察知すると、古の狩猟民族のように「次はいつ食べ物にありつけるか分からない」と体が焦ってきます。

ホメオスタシスを発動させないためには、次の2点が大切です。

・ゆるやかな体重減少(1か月に体重の4%程度)をする
・脳に「危機じゃないよ!」と知らせること

<脱出法1「脂肪分は朝摂取する」>

油分をまったく摂らないよりも、朝だけは体に入れた方がダイエットになります。朝、脂質を摂ると体を温めて脂肪を燃焼し、代謝も腸の働きもよくなるため。ココナツオイルやエゴマ油、アマニ油、オリーブオイルなど良質なオイルを摂りましょう。

<脱出法2「糖質制限は毎日しない」>

炭水化物だけでなく根菜などの糖質まで制限するストイックなダイエットは、停滞期が長引いたり、便秘になったりする方もいるようです。1週間のうちに緩める日を作っても、ダイエット効果ありという嬉しい研究結果も。忍耐が限界になるとストレスとなって太ってしまうので、無理は禁物です。

<脱出法3「断食ではなくテイスティング」>

断食は老廃物をデトックスし、短期間での効果が期待できます。しかし、危機を感じた脳が本能的に「体重を残そう」とするので、停滞期を脱けにくいデメリットがあるのです。糖質も脂質も気にせず、好きなものを味見程度に摂る「テイスティング」。摂取カロリーが少なくても、脳は「満足感」を得るそうですよ。

いかがでしたか? 農耕民族のように、「いつでも食料はストックしてあるんだ!」と脳が安心したらしめたもの。少ない摂取量でも「体は維持できる」と判断し、体重が減っていくことでしょう。理想体重を手に入れたら、明るくまっすぐな道を気分よく歩いてくださいね。

執筆者:吉永光希(ナレッジ・リンクス)
エステティシャン資格を持つ美容ライター

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