遠くが見えやすく、近くが見えにくくなる?宇宙飛行士特有の目の病気 (3/3ページ)
2015年に公表された研究では、実際に頭にインプラントをおこなった被験者に25秒間の無重力状態を体験させ、頭の中の圧力を測定しました。
この実験では「無重力時に頭の中の圧力が低下する」という結果が得られました。けれどもこれは想定とは真逆の結果で、VIIPの謎がより一層深まる結果となりました。
日本では、超音波エコーで頭の中の血流を測定し圧力を推定するという方法などがおこなわれています。
VIIPは、人間が宇宙空間に長期滞在するようになって初めて知られた病気です。今日も世界中の研究者が、独自の観点からさまざまな可能性を探っています。
このまま研究がすすんだら、いつかは私たちの「目」も宇宙に適応する日がくるのでしょうか?これからの人類の未来を考える、ひとつのきっかけになりそうですね。