賃貸アパートの水は危険!10年間飲み続けて肝硬変になった人も (1/3ページ)
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みなさんはこれまで、給水設備を気にしたことはありますか?
バブル全盛期の1980年後半~1990年前半にかけて建てられたアパートやマンションは、すでに築28~30年となっており、建物の老朽化が進んでいるのが実情です。
新築当初から、給水設備点検や排水設備点検、受水槽点検など、ビルメンテナンスと言われるものをちゃんと入れていたマンションやアパートは、いまもなお良好な状態で存在しています。
しかし、逆にビルメンテナンスを定期的に入れていなかった物件は、今になって様々な個所の設備に支障が出てきています。
両者を比べ、建物の状態で最も差が生じている箇所が、給水設備なのです。
実は新築後、一度もメンテナンスを入れていないというマンションやアパートもめずらしくなく、築30年の建物の水道管が今どういった状況になっているのか想像してみてください。背筋がゾッとしますよね?
きょうは、そんな給水設備の実態をお伝えしたいと思います。
■1棟をオーナー1人が所有している建物は要注意!
そもそも、賃貸マンションやアパートに入居するとき、その建物のメンテナンス状況なんていちいち気にしませんよね?
借りている物件にもよりますが、賃貸物件が分譲タイプであれば、建物のメンテナンスについては気にすることありません。
なぜなら、分譲タイプのマンションには必ずといっていいほど管理組合が存在し、管理組合が管理会社に管理を委託しているケースがほとんどだからです。
管理会社は、組合から建物管理に関して給水設備点検を含めたビルメンテナンスの依頼を受け、定期的に点検や清掃を行っています。
ですから「分譲タイプ」であれば、安心なのです。
しかし、分譲タイプではなく、1棟の建物を1人のオーナーが所有している建物の場合は注意が必要だとご存知ですか?
なぜなら、建物のメンテナンスを定期的に入れるか入れないかは、そのオーナーさん判断になるからです。
もしオーナーさんが、建物メンテナンスについて「必要ない」と思っていれば、入れることはないということ。