薬剤師が教える子宮筋腫に効く漢方薬 東洋医学は女性に優しい (3/5ページ)

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開腹の必要がなく患者さんの負担が小さいのが大きな利点です。

しかし、治療法としてはまだ新しくさまざまな問題点があり、妊娠を希望する場合、推奨はできません。

<FUS(集束超音波治療)>
FUSとは、超音波によって筋腫を変性させて退縮させる治療です。しかしまだ試験的な治療法で、保険が適応されていません。

FUSが有効な場合もあると思いますが、不妊症の患者さんの場合、その後子宮の機能が低下するというデータもあるので、慎重に判断する必要があります。 東洋医学での子宮筋腫の考え方 子宮筋腫の症状は、東洋医学では「しこり」と捉えます。しこりの原因は「気(エネルギー)・血(血分)・水(すいぶん)」のバランスが崩れることでしこりができやすくなることがあると考えます。

「気・血・水」のバランスにより、子宮筋腫の症状を大きく「瘀血」「気滞」「痰湿」の3つのタイプに分けることができます。

漢方での治療により、共通して身体の血液循環の改善による冷え性やうっ血症状の改善をしますがタイプによって用いる漢方が違います。 東洋医学の体質のタイプと漢方薬 瘀血
<原因>
身体の冷えや、不規則な食生活などが原因で血の巡りが悪くなり、子宮や付属器の一部に血液が停滞します。

<症状>
月経痛が強く、経血に塊が混じる、経血の褐色〜黒色っぽく生理痛も強い傾向にあります。

<治療薬>
・血府逐瘀丸

・桂枝茯苓丸

・血府逐瘀湯

・温経湯

・当帰芍薬散

血行の改善のほか、子宮および卵巣の機能を向上させる効果もあります。冷え性を緩和し気の流れも改善します。

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