天才テリー伊藤対談「藤竜也」(1)役を演じる前には履歴書を作ります (1/2ページ)

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天才テリー伊藤対談「藤竜也」(1)役を演じる前には履歴書を作ります

●ゲスト:藤竜也(ふじ・たつや) 1941年、中国・北京生まれ。1962年、日本大学芸術学部演劇学科在学中にスカウトされ大学を中退、日活に入社。同年、映画「望郷の海」でデビュー。1966年、映画「嵐を呼ぶ男」で渡哲也の弟役を演じ、注目を集める。1968年、元日活女優の芦川いづみと結婚。その後、「野良猫ロック」シリーズなどに主演し、アクション俳優としても人気を博す。1972年に日活を退社、フリーになるとテレビドラマにも活躍の場を広げ、1974年のTBSドラマ「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」などで、お茶の間に強烈な印象を残した。1976年には大島渚監督のハードコア映画「愛のコリーダ」に出演、大きな話題を呼ぶことに。近年は北野武監督の「龍三と七人の子分たち」に主演し、好評を博した。10月8日より、新宿バルト9ほかで最新出演作「お父さんと伊藤さん」が公開予定。

 日活ニューアクションで頭角を現し、以後、多くの映画・テレビドラマで男の色香とタフな魅力を振りまき続ける俳優・藤竜也。常にチャレンジを繰り返す仕事への姿勢、リラックスした素顔にすっかり魅了された天才テリーだが、1つどうしても許せないことがあるらしい!?

テリー 藤さんとお会いするのは、初めてですね。

 ええ。でも僕はテリーさん、しょっちゅうテレビで見てますけどね(笑)。

テリー ありがとうございます(笑)。新作の「お父さんと伊藤さん」、拝見しました。今回はまた、かつての藤さんのイメージとはずいぶん違う役ですね。

 かつての己のイメージに固執しないようにしてますから(笑)。できるだけ、演技の振り幅は大きくするように心がけています。今回は謹厳実直で律儀なお父さんの役でね。

テリー この映画の話が来た時は、どう思われたんですか?

 まずタナダユキ監督が、非常に僕の好きなタイプの映画を撮る方なんですね。

「天才テリー伊藤対談「藤竜也」(1)役を演じる前には履歴書を作ります」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 10/13号藤竜也お父さんと伊藤さんリリー・フランキーテリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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