たった3分の面談でわかる!絶対に「目標達成できない人」の特徴 (1/3ページ)
『やる気に左右されず結果を出す あらゆる目標を達成するすごいシート』(佐藤耕一著、日本実業出版社)は、日本で数少ない目標達成の専門家である著者が、誰でも目標をクリアできるようになるノウハウを明かした書籍。
コピーして使える折り込み式の目標達成シートを使用して、モチベーションが下がったり、行動に迷ったりしたときに乗り越える方法を伝授しているわけです。
しかし、その方法を試すよりも先に、「なぜ、目標が達成できないのか」を確認しておくべきではないでしょうか?
そこできょうは、第1章「その目標、達成できなくて当然です」に注目してみたいと思います。
■意外に多い目標とどう向き合うべきか
具体的な目標はもちろんのこと、「こうなったらいいなあ」というような夢なども含めれば、目標は意外なほど日常のなかに多くあるもの。
また、数年後に実現させたい夢もあれば、1カ月先までにやらなければいけないこともあるはずです。
しかし残念ながら、その目標をしっかり達成しているということは、それほど多くないはず。
目標は、いま現在、“その状態になっていない状況”からはじめるものなので、達成するためにはなにかしらの「行動」をしなければならないわけです。
しかも「チャレンジ」と呼ばれるような、新しく、しかも高い目標だと、行動そのものをかなり変えていく必要があるでしょう。
■行動を変えられる人は100人に3人
つまり「目標を設定し、行動を変えて、達成する」という“当たり前”の方法は、極端にいえば一部の天才か、もともとそういう資質がある天才型予備軍、あるいは目的意識の高い人が集まっている一部の企業でなければできないだろうと著者は考えているのだそうです。
それどころか、さまざまな組織で目標達成のコンサルティングをしてきた実感として、一般のビジネスパーソンのなかで、きちんと目標を設定して行動を変えられるような人は「100人に3人いるかいないか」だとすらいうのです。