えっ、“そんな場所”で……!? 江戸時代、男女が愛し合っていた「場所」とは? (3/4ページ)
続いて「町火消」。今で言う消防士さんですね。火事と喧嘩は江戸の華という言葉の通り、火事場をエンターテイメントとして楽しんでいた節がある江戸人たちにとって、彼らは人気アイドルグループにも引けを取らない存在でした。
当時の消火活動は破壊消防といって、火元の周りを壊して延焼を防ぐ手法をとっていたのですが、命の危険を顧みず、ガシガシと建物を壊してゆく男らしい姿に女子はときめいたようです。
最後は人気スポーツ選手である「力士」。当時の相撲は一場所晴天10日間の興行で、年二場所制。「一年を 二十日で暮らす いい男」という川柳の通り、実働20で年俸を稼ぎ出す力士たちの暮らしぶりは庶民の憧れでした。
また、相撲は当時、基本的には男性しか観戦できなかったため、より硬派な印象もあったのでしょう。強くて硬派で、なおかつお金を持っている! これで女性からモテないはずがありませんよね。
<江戸時代にモテた職業ベスト3> ★与力(町奉行の下で働く武士) ★町火消(消防士) ★力士(相撲)
遠い昔すぎて、自分には関係ないと思っていた「江戸」。しかし、当時について知れば知るほど、今の私たちにも通じることがたくさんあるんだなと、グッと親しみがわきました! 年号だと覚える気もしなかった歴史ですが、当時のモテや恋に焦点を当てるだけでこんなにも知識欲が刺激されるのですね(笑)
次回は、アラサー女子であればみんな気になる「江戸時代の婚活事情」について堀口さんにお聞きします! お楽しみに!
(取材・文/マイナビウーマン編集部 梅津千晶)
>>次回「江戸時代の婚活事情」につづく
■『江戸はスゴイ』(PHP研究所) ■お話を伺ったのはこの方!堀口茉純さん
明治大学文学部演劇学卒業。在学中に文学座付属演劇研究所で演技の勉強、日本舞踊(若柳流)、殺陣の稽古を始め、大学卒業後に『八州廻り桑山十兵衛』で時代劇デビュー。